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白金理化学機器の取り扱い注意

白金は、融点が高く熱容量が小さいため、理化学機器材料として化学的にとても安定した金属です。しかし、そんな特性も、使用法を間違えて使っていると台無しになってしまいます。以下では、白金理化学機器の寿命を延ばす「ご使用ポイント」をご紹介します。

雰囲気中に含まれる物質により急激に劣化します
白金は塩素、亜硫酸ガス、アンモニアなどの揮発性の塩化物を含む雰囲気中で加熱すると、表面が侵されます。また、有機物のガスや蒸気を含む雰囲気中では炭化物が生成され、さらに有機物の存在するところで硫酸塩を加熱すると硫化物やリン化物ができ、急激にもろくなり亀裂を生ずることがあります。
不明な物質の白金器具での使用はお避けください
白金はアンチモン、セレン、テルル、リンと加熱すると、急激にもろくなりますが、硫黄と炭素の場合はその作用はずっと緩慢です。また、金、銀をはじめほとんどの卑金属(簡単に酸化する金属)は、溶融状態では白金を溶解します。さらに、1000度以上の温度では酸化鉛や酸化鉄によっても侵され、還元性雰囲気中ではけい酸、けい酸塩にも侵されます。不明な物質と白金器具を併用することは避けてください。
加熱は酸化性の雰囲気中で
白金と合金しやすい金属と接触したまま加熱したり、白金と化合しやすい元素の酸化物とを還元性雰囲気中で加熱すると、器具は非常に傷みやすくなります。加熱は酸化性の雰囲気中でおこない、操作は白金トングを使用して高純度の耐火物の上に置いてください。なお、洗浄方法は沸とう状態の稀硫酸や、溶融した重硫酸カリで汚れを取り、沸とう水で洗います。表面がくもったときは、湿った海砂か滑石(かっせき)で磨いて光沢をだし、蒸留水ですすぎ加熱します。
必要以上の加熱や一酸化炭素中での加熱をするともろくなります
器具を高温で必要以上加熱すると、白金の結晶が成長してもろくなり、破損の原因となります。器具は熱いうちに高純度の耐火物の上に置き、金属などの上に置かないでください。また、一酸化炭素中では脆性と亀裂を生じます。とくに、ガス焔の還元錐をあてないでください。
ルツボに付いた固形溶融物を取り除くには…
ルツボに付着した固形溶融物を取り除くときは、溶剤を用いて丁寧に取り扱ってください。なお、溶融をおこなうときは、ルツボを支持するために清潔な耐火粘土製か、けい石製の三角架を用いてください。


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